亜鉛
亜鉛
亜鉛は細胞を分裂させたり、成長させたりという生命の基本的な部分で活躍している栄養素です。
これが不足すると、味覚障害・皮膚障害・免疫不全・精力減退等の影響が現れます。
最近若い人に増えているのが亜鉛不足による「味覚障害」です。それは舌の表面にある味蕾と呼ばれる味覚センサーの新陳代謝が亜鉛不足により低下するためにおこる障害です。
最近「環境ホルモン」の影響で、精子の数が減少しているといわれていますが、亜鉛は男性の生殖器官との関わりも深く、精液中には特に高濃度の亜鉛が含まれセックスミネラルともいわれています。前立腺障害も亜鉛不足が一つの原因です。
女性の場合は骨が弱くなったり、肌荒れ・抜け毛・爪に白い斑点ができるのも亜鉛不足によるものと考えられます。