アンセリン
アンセリン
アンセリンは、カツオ・マグロの白筋とよばれる部分に多く存在し、休むことなく泳ぎ回る彼らの力の源です。
他の生物にもアンセリンと似た働きをする物質はありますが、それらに共通するのが「持続力があり、速く駆ける、速く泳ぐ、高く飛ぶ」などの性質です。
アンセリンは、カルノシン・バレニン等と同じイミダゾール化合物に含まれます。
ただ、口から取り入れて腸にたどりつくまでにカルノシンは13.2%まで減少するのに対し、アンセリンは63.4%残っています。更にさまざまなpHや熱に対してもその化学構造がほぼ100%維持されることがわかりました。