蟻の中でも擬黒多刺蟻は、中国衛生部が薬用・食用に認可しています。蟻に期待される働きとして主に5つが挙げられます。

免疫調整作用

免疫力が衰えている場合には、それを補強し、免疫機能が活発になりすぎている場合にはこれを抑制する機能があります。

抗炎症作用・鎮痛作用

炎症や痛みを抑えるアリの作用は治療に用いられるホルモン剤に匹敵するといわれています。しかも副作用はありません。

老化防止作用

人間が本来、持っている生命力を活発にし、胃腸・肝臓の働きを高めて消化・代謝を促し、老化防止に役立つとされています。

肝臓保護作用

一般的に亜鉛が多く含まれている食品には肝機能を高める働きがあるとされています。この働きにより、肝機能低下による疲労倦怠感や食欲不振・不眠などの改善に役立つとされています。

性機能回復作用

ホルモンの分泌を活発にして、性機能と性欲の両面を高め、強精効果をもたらします。

穿山龍(センザンリュウ)、野蚕、エキス、ニラ種、オタネ人参、五加皮は蟻との相性がいいと言われています。

穿山龍(センザンリュウ)

穿龍薯蕷の根で血行促進効果がある。

野 蚕

野生のオス蚕。精力増強、滋養強壮に効果がある。

ニラ種

リ科韮菜の種子。血行促進に効果がある。

オタネ人参

ウコギ科オタネ人参の根を乾燥させたもの。血行改善

五加皮

ウコギ科柱五加の根皮を乾燥したもの。滋養強壮、血行促進効果がある。