第2回 現代人の病気の原因は低体温?
現代人の病気の原因は低体温?
最近よく「低体温」という言葉を聞きます。「低体温」とは一般的に35.5℃近くの状態を指しています。
体温が下がると、ふるえや筋肉を堅くすることで熱を作り出す働きを高めて体温を通常の状態に戻し、一定に保つように働きます。 しかしこの働きが上手く行われない場合や熱をつくるのが間に合わないような状況になると低体温という状態になります。
あなたの体温は何℃?
体温でわかる自分の健康チェック
体温
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体の状態
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新陳代謝
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36.6℃ 健康な人の基礎体温 |
体の細胞の新陳代謝が活発で、健康で活発的、免疫力も高く、ほどんど病気をしない状態を保っている状態。 | 100% |
35.5℃ 低体温 |
自律神経失調症のような状態で排出機能低下やアレルギー体質など新陳代謝が不活発な状態。 | 50~60% |
34℃ 生死の境 |
海難救助で救出後生命活動ができるかを判断する体温。自分で自分の体を自由に動かすことができない状態。 | 10% 以下? |
33℃ 死の入り口 |
幻覚が出てくる体温。(例えば雪山での遭難) | ?% |
注)新陳代謝・・「新陳」とは代謝の現象の一つで余分なものを排泄し、体の作り変えを行う体の仕組みで、「代謝」はエネルギーの産生とエネルギーの消費という生命活動をいいます。
体温が下がると
免疫力が低下 | → | ガンになりやすくなる |
→ | アレルギーがでる |
基礎代謝が低下 | → | 脂肪が燃えにくくなる |
→ | 胃腸の調子も悪くなり便秘などの排出障害 |
体内酵素活性が低下 | → | 細胞が代謝するのには37℃くらいが最適 体の中のさまざまな酵素も働けないためエネルギーを作れない、ホルモンのバランスが崩れるなど |
不妊症になりやすい | → | 体温が低いと子宮の環境が整わないためタマゴを温め、孵化させて育てるということができません |