第12回 免疫について

免疫とは?

私達の体には、外部から侵略してくる病原菌やウイルスなどの異物に対してこれを排除し無害なものに変える仕組みが備わっています。

免疫機構とは「自己と非自己とを認識して、非自己を排除するシステム」のことを言います。

外部から進入した病原菌やウイルスに対して、免疫力が強ければそれを排除できますが、体が弱っていたりして免疫力が低ければ、ウイルスを排除できずに病原菌やウイルスに負けてしまいます。

また、免疫をつかさどっている細胞は血液の中にあるリンパ球のうち、T細胞(キラーT細胞やヘルパーT細胞)とB細胞で、その外マクロファージやナチュラルキラー細胞なども免疫機構に関係しています。

免疫機構の働きとしては、ガードマンの役目を果たしたり異物に対して防衛や攻撃につとめる働きをします。

ガードマンを体内にきちんと配置したり、戦闘能力を整えて待機させておけば、おのずと外部からの侵略者、病原菌やウイルスに負けることなく排除し無害なものに変えることができ健康を守ることができます。